誰にも言えない見守り日記

うつ病と診断された夫を見守りながら暮らす。たまに本音。

大誤算

見守り妻のかすみです。

暑いのか、冷えるのかよく分からず、こういうときは風邪に要注意ですね。

 

余裕があるうちにいつものクリニックに行った方がいいなと思ったので、夫に提案して、昨日行ってきました。

 

抗うつ剤を1錠にしていることを伝えたようですが、1錠だけでは良くない。薬のおかげで仕事に行けているから、週に2回は2錠飲む日を作った方がいいとのことでした。

眠剤はこれ以上強くすると運転できなくなるから、薬は変えないとのことでした。

 

昨日は1錠飲んでいたのですが、いろいろ話しているうちにやっぱり今日2錠にすると言って、追加で1錠飲みました。

 

今朝、時間差で飲むと体がおかしい。腹痛と頭痛が酷いということで休むことになりました。

「仕事が忙しくないうちに2錠飲む方がいいよね」など話をしていたので、「余計なこと言っちゃったかな。ごめんね。」と伝えたら、「いや、時間差で飲むのは良くないってわかったからよかった」と珍しくポジティブな発言だったので驚きました。

「これから、1錠飲んで効かなくても、追加は飲まないってことにしようね」というルールができました。

 

あと、夫には「今の先生はすごく良い先生だと思うし、○○くん(夫)も先生には本音を伝えたうえでの判断だとは思うだけど、先生は神ではないから、もし、2錠飲むのがきつい、飲みたくないというときは無理に飲まなくてもいいよ。1錠を続けて、心がしんどくなったら2錠飲めばいいと思うし。身体については鍼灸院の先生にも相談して、自分の感覚を大事にしてね。」と伝えました。

 

クリニックに行く前から2錠はしんどいと言っていたので、心も身体もしんどいなら無理はしてほしくないと思います。

 

もちろん、素人が何言っているんだと思われるかもしれませんが、心がつらくなったら2錠飲めばいいと思うので、必ず週2回とか、曜日を決めて必ず飲むという必要はないと思います。

私自身、心よりも先に身体が悲鳴をあげて、利き手が使えなくなったり、蕁麻疹と咳が1年止まらなかったり、突発的に発熱したり、急に力が入らなくなって倒れこんだり、朝全く起き上がれなくなったり、過呼吸になったりなど、大変な時期がありました。なので、長期にわたる身体の不調は心にも不調をもたらします。この時期の私は、誰にも会いたくないし、消えてしまいたいと思っていたので、心を優先、身体を優先というのは言葉では簡単に言えますが、心身は切り離せないので、実は難しいと思っています。

なので、夫が飲みたくないと思っている薬があるなら、「あなたのためだから飲んで!」とは私は言えないのです。

 

あと、夫が仕事に行っているのは薬のおかげだけじゃないよということも伝えました。

 

薬が夫を仕事に向かわせているんじゃなくて、仕事に行きたい夫が薬を飲んでいるだけなんです。だから「○○くんの努力があって、仕事に行っているんだからね」と伝えました。

 

あとの判断は夫に任せるので、これ以上、私は言及するつもりはないし、私の意見が正しいからなんて思っていないので、夫が少しでも力が抜ける時間、にこにこする時間が増えればいいなぁと思います。