誰にも言えない見守り日記

うつ病と診断された夫を見守りながら暮らす。たまに本音。

自分の生き方貫く君は 

そう時には ぼくの魂を無意識のうちに破くこともあるんだ

(眠りの森/ハナレグミ

 

大好きな曲なんだけど、歌詞が刺さる。

最近は特に刺さる。

合わせようとするとお互いが顔色窺ってしまうし、

自分らしさを出してしまうと傷つけあってしまう。

 

夫は気になったこととか傷ついたことをずーーーーっと考えたりするタイプなので、たまにでも傷つくと致命傷。

私は、なるべく嫌なことは頭から出したいので、気にしないようにするタイプなので、こんな私たちが一緒に住むといいことないような気がしている。

(夫がうつ病になる前から思っていたこと)

 

そんなこんなで、昨日少し衝突してしまったのです。

 

昨日、仕事を休んだ夫は帰ったら少し落ち着いていた。

私は仕事で疲れていたので、晩御飯は手抜き。

ストレスが溜まっているのもあってか、

夫が顔色を窺ってくるのがなんだか傷つく。

私は今の仕事をしている限り、今の立場でいる限り、どんなに気を付けていても、ほんわか優しい雰囲気ではもういれない。

立場上、人に厳しいことを言わなきゃいけないことが多い。

そのことが夫の心を傷つけることしかしないのであれば、離れることも考えた方がいいと。

夫は結婚して私の住んでいるところに来てくれたのだけれど、

隣人のたばこや上の階の人がうるさくて

「ここの住人マナーわりぃなぁ」と言っていたし、

こちらですごく嫌な人と仕事をしてしまったのもあって、

こっちの気質が合わないのじゃないかとも思っている。

だから、夫は地元に帰った方がいいのではないかとも思うし、

夫のストレスの中に私がいるんであれば、無理に生きていくこともないとも思う。

どストレートには言わないけど、ぐるんぐるんと遠回しに物理的距離を少しだけあけようとしたけど、夫が大きく動揺し、涙目になって狼狽えたので、やめにした。

薬のおかげで眠れたみたいだから、お薬様様。

孤独と感じたのなら、よくなかったのかな。

でも、根源が場所や私にあるのなら、元に戻るべきだと思う。

孤独を感じるのはよくないと思っているけれど、

突き放すのではないし、これから先の人生を考えたときに、どちらか、もしくはどちらもが我慢ばかりしなければいけないのであれば、風通しよくしなければと思っている。

 

なかなか難しいな。

 

今朝の夫は、どんよりはしてなくて、きっと眠れたのだろうと安心。

7時間以上あければ運転できると言われていて、ふらふらもしないから自分で運転してきた。

でも、気持ちが上がり下がりしているので、不安定だ。

とりあえず、黙々とできる仕事に集中してもらおう。

 

そういえば、昨日、会社を辞めていった人間(性悪、極悪)に言われたことを思い出して、ちょっと泣いていた。人格を否定されたと。

彼の心の傷はまだ生傷のようだ。

涙が出るなら、止めずに泣いてほしいなと思った。

 

何が正しいか分からないし、

腫物を扱うようにするのも違う気がしている。

お医者さんやカウンセラーの力を借りながら、最善を見つけていきたい。